３月も後半に入り、これから送別会、歓迎会のシーズンです。

二次会でカラオケに行くことも多くなるでしょう。

 

カラオケに関係する特許として「特許第3031538号」を紹介します。

 

その請求項は次のとおりで、いたってシンプルです。

「１．表示器の画面に歌詞の文字を表示しておき、伴奏の進行に伴なってこの歌詞の歌うべき文字の色を変化させることを特徴とする歌唱個所指示方法。」

 

権利会社は、株式会社タカラを訴えました。

当時「モーニング娘。」のテレビＣＭもあって大流行していた家庭用カラオケ装置「e-kara（イーカラ）」が同特許を侵害しているというのです。

 

同特許は有効に存続していれば、イーカラのみならず業務用のカラオケ装置もすべて対象になる基本特許の一つだったでしょう。

 

しかし同特許はその後、波乱万丈の経過をたどります。

 

ご興味のある方はＩＰＤＬの「経過情報」等でお確かめください。

 

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