【関西だより】新大阪駅で 95秒チャレンジ
「95秒」 RTA(Real Time Attack) では、ありません。
弊社の最寄り駅は新大阪のため、東海道新幹線をよく利用しています。ニュースで報道されたように、2023年10月で東京~新大阪間の車内ワゴンサービスが終了になりました。車窓を見ながらコーヒーでほっと一息したい、乗客の皆さんの声が届いたようで、のぞみ停車駅のホームに、コーヒーの自動販売機が登場しました。
高速SA・PAで見かけることが多い、ミル挽き珈琲のメーカーがJR東海とコラボし、「新幹線のぞみブレンド」「新幹線こだまブレンド」等を新たに開発したそうです。挽きたてコーヒーが飲めるのは嬉しいのですが、注意点は「出来上がりまで約95秒」かかることです。
商品購入ボタンを押すと、自販機の前面にある画面に映像が映し出されます。 製造会社(トーヨーベンディング株式会社)によれば、この映像は録画ではなく、機内に5台のCCDカメラが設置され、粉を挽くところから抽出、カップに蓋を被せるまで、LIVE配信をしているそうです。
商品出来上がりまで、高速SA・PAに設置されている機械は『コーヒー・ルンバ』の音楽が流れることが知られていますが、新幹線ホームでは、別のBGMが流れます。さて、曲名は何でしょうか?ぜひ購入時にご確認ください。
注意書きの95秒、取り出し口にポツンと残されたカップを見かける事もあるようです。挽きたての美味しいコーヒーか、予定の新幹線の座席か、判断を迫られるようなことのないよう…余裕をもってご購入ください。
ホームには、スゴクカタイアイスの自動販売機もあります。皆様どうぞ良い旅を。